キャバリアーズが９連勝　ラブが３８得点と活躍　ジェームズは自身初の退場処分

３８得点を挙げたキャバリアーズのラブ（ＡＰ）
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　ＮＢＡキャバリアーズは２８日、地元クリーブランド（オハイオ州）でヒートを１０８―９７（前半７５―４９）で下して１４勝７敗。ケビン・ラブ（２９歳）が前半だけで３２得点をたたきだし、２５分の出場ながら今季自己最多の３８得点を稼いでチームの９連勝に貢献した。

　ヒートに２０１０年シーズンから４季在籍しているレブロン・ジェームズ（３２歳）は２８分で２１得点、１２リバウンド、６アシスト、５スティールをマーク。しかし第３Ｑの残り１分５９秒、相手の反則をコールしなかったケン・フィッツジェラルド審判に毒づいて２度のテクニカル・ファウルを宣告されて退場処分となった。

　ジェームズは６反則による退場は過去８回あるが、テクニカル・ファウルによる退場処分はレギュラーシーズン１０８２試合目で初めて。退場したときにチームは２３点をリードしていたため大勢に影響はなかったが、珍しくコート上で怒りを抑えることができなかった。

　ヒートは１０勝１０敗。ドラフト全体１４番目に指名された新人センター、バム・アデバイヨ（２０歳）が自己最多の１９得点を稼いだが、チームの連勝は３でストップした。

　キャバリアーズは１０月末から“借金生活”が１５日間続いていたがここにきて勢いを取り戻し、東地区全体では３位まで浮上。１１月は３０日のホークス戦を残して１１勝３敗で、首位セルティクスとは３・５ゲーム差まで詰めてきた。