日馬富士が引退会見 伊勢ケ浜親方は号泣「本人が一番悪い」

[ 2017年11月29日 13:51 ]

会見で頭を下げる日馬富士(右)。左は師匠の伊勢ヶ浜親方
Photo By スポニチ

 大相撲の横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)が29日、福岡県内で引退会見を開いた。この日午前、引退届を日本相撲協会に提出した伊勢ケ浜親方は会見の冒頭で「本日、引退届を提出しました」と発表し、経緯を涙ながらに説明。日馬富士とともに深々と頭を下げた。

 伊勢ケ浜親方は「私は横綱を16歳という少年のころから見てきたが、稽古で精進したのみならず、社会貢献にも目が届く本当に珍しいタイプの力士だった」と回顧。さらに「酒癖が悪いとかというような話は聞いたことがなく、今回なぜこのようなことになったのか、ただただ不思議でなりません」と話したが「本人が一番悪い。他人のせいにするようなことでもありません。これまで支えていただいたファンの皆さま、相撲界の方々に心から感謝とお詫びを申し上げます」と謝罪した。

 また、日馬富士は「このたび、貴ノ岩関にケガをさせてしまったことに対し、横綱としての責任を感じ、引退をさせていただきます」と自らの口から現役引退を発表した。

 日馬富士は秋巡業中の10月25日深夜から26日未明にかけて、鳥取市内での酒席で貴ノ岩を暴力を振るった。捜査関係者によると、平手やカラオケのリモコンで殴ったことを認めている。27日に行われた横綱審議委員会(横審)の定例の会合では、北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が「非常に厳しい処分が必要だろう」と語るなど、最悪の場合は引退勧告を出す可能性も示唆していた。

 ◆日馬富士 公平(はるまふじ・こうへい=本名・ダワニャム・ビャンバドルジ) 1984年4月14日、モンゴル・ウランバートル生まれの33歳。00年9月に来日し、01年初場所で初土俵を踏む。04年春場所で新十両、同年九州場所で新入幕。08年九州場所後に大関昇進。12年秋場所後に第70代横綱に昇進。幕内では9度優勝した。金星1個。三賞10回。得意は突っ張り、右四つ寄り。趣味は水彩画。血液型O。1メートル86、137キロ。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「卓球」特集記事

2017年11月29日のニュース