大地長官 理事長に要求「期待を裏切った。説明責任果たして」

[ 2017年11月29日 05:30 ]

日馬富士暴行問題

スポーツ庁を訪れ鈴木長官(右)に深々と頭を下げる八角理事長
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 八角理事長と対談したスポーツ庁の鈴木大地長官は、厳しい要求を突きつけた。理事長の謝罪を受けた上で「このような事案が生じて、大変残念に思っている。国民の期待を裏切ったと思う」と述べた。さらに「事実を明らかにし、社会に対する説明責任を果たしていただきたい」と続けた。

 暴行問題の真相究明はもちろん、日本相撲協会の在り方についても言及した。暴行問題を今月上旬に把握しながら、発覚するまで実質的な調査を実施しなかったことを問題視。「場所前にやるべきことをやってもらいたかった。こういう協会の在り方も検証していただきたい」とガバナンス(組織統治)強化とコンプライアンス(法令順守)の徹底も求めた。

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2017年11月29日のニュース