ソチ銀・竹内智香 3季ぶりW杯表彰台「現役続行を後悔する日々だった」

[ 2017年2月6日 09:48 ]

 スノーボードのワールドカップ(W杯)は5日、ブルガリアのバンスコでパラレル大回転が行われ、ソチ冬季五輪銀メダルの竹内智香(広島ガス)が3位に入った。W杯の表彰台は2位となった2014年2月以来で3季ぶり11度目。予選を7位で通過し、16人による決勝トーナメントは準決勝で敗れたが、3位決定戦を制した。

 33歳の竹内は15年1月の世界選手権3位を最後に主要国際大会の表彰台から遠ざかっていた。昨年3月には左膝前十字靱帯を断裂、手術を受けて復帰した。「とにかく一本一本、集中して滑り、3位という結果で終えることができ、非常にうれしく思っている」とコメントした。

 予選落ちの家根谷依里(大林組)は24位で、アリョーナ・ザワルジナ(ロシア)が優勝した。男子の日本勢は予選を通過できず、神野慎之助(早大)が18位、斯波正樹(RIZAP)は19位だった。シルベン・デュフール(フランス)が制した。(共同)

 ▼竹内智香の話 ソチ五輪が終わってから楽しいことよりもつらいことの方が多く、競技を続けたことを後悔する日々がある中で、今日のような結果は非常にうれしく思う。

続きを表示

2017年2月6日のニュース