レディー・ガガ スーパーボウルで史上最も鮮烈な“テクニック”を披露

[ 2017年2月6日 13:18 ]

スーパーボウルのハーフタイムショーで圧巻のパフォーマンスを披露するレディー・ガガ(AP)
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 スーパーボウルのハーフタイムショーに登場したレディー・ガガ(30歳)が強烈なメッセージとともに、史上最も鮮烈な“テクニック”を披露した。

 ガガはまず試合会場となったヒューストンのNRGスタジアムの最上部(高さ79メートル)に立って「ゴッド・ブレス・アメリカ」を熱唱。最後には米国の公式行事で暗誦されることが多い「忠誠の誓い」の一部をメッセージに替えて“下界”にいる7万人のファンに伝えた。

 ガガが口にしたのは忠誠の誓いの中の「One nation under God、indivisible with liberty and justice for all」という部分。ここだけを訳すと「(私たちは)神の下にいるひとつの国家。自由と正義の名において、すべての人を分裂させることはできない」。ガガは大統領選挙が終わった際に「Love trumps hate(愛は憎しみに打ち勝つ)」というサインボードを涙を浮かべながら手にして、暗にトランプ大統領への批判を展開していたが、ヒューストンでも違った形で自らの感情を表現した。

 驚きはこのあと。2本のワイヤーにつり下げられたガガはフィールドに向かって降下。途中で後方宙返りを入れながら着地に?成功し、会見で「アスレティックなものになる」と語った通りの過去に例を見ない高度なテクニックを駆使してステージにたどりついた。

 歌った曲の中のひとつは「Born this ways」。「ゲイでもストレートでもバイ(セクシャル)でもレズビアンでも間違ってなんかない」という歌詞は、同性婚に否定的なトランプ大統領に対するカウンターパンチにようにも受け取られた。

 NRGスタジアムでのスーパーボウルは2004年に次いで2回目。前回はジャネット・ジャクソンが胸を露出して論議を呼んだが、今回は確実にそれ以上のインパクトを与えたと評価する声が続出。ハーフタイムショーでは政治的な主張をすることを禁じられているが、ガガは「忠誠の誓い」とオリジナル・ナンバーを駆使して、言外に潜んでいるもうひとつの意味をファンに伝えようとしていた。

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