川崎、勝ち越し一番乗り 5人が2ケタ得点 ファジーカス今季最速1000得点

[ 2017年2月6日 05:30 ]

Bリーグ第19節最終日 ( 2017年2月5日 )

川崎―琉球 Bリーグ通算千得点を達成した川崎・ファジーカス=横須賀市総合体育会館
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 横須賀市総合体育会館などで9試合が行われ、中地区首位の川崎は87―76で琉球の追い上げをかわし、31勝目(5敗)を挙げて最速でシーズン勝ち越しを決めた。川崎は22得点のファジーカスを中心にバランス良く攻めた。栃木が76―68で大阪を振り切って27勝7敗とし、名古屋Dに77―81で競り負けたA東京と入れ替わって東地区首位に浮上した。西地区1位の三河は新潟に76―67で勝ち、26勝8敗とした。

 旧リーグ最後の王者同士の戦いは、昨季のNBL覇者である川崎が、TKbjを制した琉球に前日に続いて完勝した。第3クオーターで29点差をつけ、余力を残して逃げ切った。13得点の篠山は「絶対に勝ちたいと思っていた。ホッとしている」と息をついた。

 辻とスパングラーの主力を故障で欠いても、5人が2桁得点と層の厚さを示し、大黒柱のファジーカスは今季リーグ最速の1000得点達成で勝利に花を添えた。ファジーカスは「2人の穴を埋めようとみんなが努力した」と仲間を称えた。

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2017年2月6日のニュース