松本、中村らがリオ入り 海老沼も 引き締まった表情

[ 2016年8月1日 21:58 ]

リオデジャネイロの国際空港に到着した、柔道日本代表の(左から)海老沼匡、松本薫、中村美里、近藤亜美

 リオデジャネイロ五輪柔道で、2連覇を目指す女子57キロ級の松本薫(ベネシード)ら日本代表の第1陣が1日、リオデジャネイロの国際空港に到着した。松本は「自分の力を発揮すれば、2連覇は後からついてくる」と自信を示した。

 ロンドン五輪で男女通じて金メダル1個に終わった日本柔道陣は、五輪前半戦でメダルラッシュを期待される。日本選手団の公式服姿で到着ロビーに現れた選手は在留邦人らの歓迎を受け、一様に引き締まった表情。本番に向けた緊張感を漂わせた。この日は男子66キロ級で前回3位の海老沼匡(パーク24)、3度目の出場となる女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)ら軽いクラスの5選手がリオ入りした。

 男子を率いる井上康生監督、女子の南條充寿監督、日本選手団の高田裕司総監督と山下泰裕副団長もリオ入りした。山下副団長は「いよいよ戦いが始まる」と気を引き締めた。(共同)

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2016年8月1日のニュース