森会長がリオ入り 五輪開会式などに出席「期待している」

[ 2016年8月1日 20:53 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が1日、リオデジャネイロに到着した。7日まで滞在し、野球・ソフトボールなどが候補となっている東京五輪の追加種目が正式決定する国際オリンピック委員会(IOC)総会や、リオデジャネイロ五輪の開会式に出席する。

 組織委は今回、五輪の運営を学ぶ特別プログラムに170人の視察団を派遣。4年後の大会に向けた貴重な実地研修の機会で、同会長は「五輪をどうやるのかは(組織委の職員は)ほとんど誰も経験がない。それぞれが自分の持ち場でよく勉強していってほしい」と述べた。

 リオ大会は多くの競技で入場券が売れ残り、セーリング会場などの水質汚染、ジカ熱への懸念など課題が山積するが「そういうものを乗り越えてしっかりやってくれるだろうと期待している」と語った。(共同)

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2016年8月1日のニュース