桐生「自分の走りを」 男子短距離代表ら五輪前合宿地の米へ出発

[ 2016年8月1日 11:40 ]

リオ五輪へ向け出発する陸上の桐生祥秀

 リオデジャネイロ五輪陸上の男子短距離代表らが1日、成田空港から事前合宿地の米国に出発し、100メートルで活躍が期待される桐生祥秀(東洋大)は「最高のパフォーマンスをして、自分の走りをしたい」と意気込んだ。ケンブリッジ飛鳥(ドーム)は「9秒台を出さないと決勝(進出)は難しい。そこを目標にする」と抱負を述べた。

 2大会ぶりのメダル獲得を視野に入れる400メートルリレーに向けては山県亮太(セイコーホールディングス)が「日本記録を出して表彰台を狙う」と宣言した。

 女子短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)は「トレーニングも計画的にできて、五輪を迎えられる」と順調な調整をアピール。メダル候補として4度目の五輪に挑む男子50キロ競歩の谷井孝行(自衛隊)は「力を出し切ればメダルは確実に見えてくる」と自信を漂わせた。同やり投げの新井涼平(スズキ浜松AC)は「メダルを狙ってやっていきたい」と話した。

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2016年8月1日のニュース