敏京 リオ前ラスト締めた!ダボから連続バーディで通算5アンダー

[ 2016年8月1日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー・全英リコー女子オープン最終日

(英国ミルトンキーンズ ウォバーンGC=6448ヤード、パー72)
 リオデジャネイロ五輪代表の野村敏京(23=フリー)は最終ラウンドで71をマーク、通算5アンダーの17位で五輪前最後の大会を終えた。通算2アンダーの40位で出た宮里美香(26=NTTぷらら)は77で通算3オーバーに後退し58位。通算1アンダーの46位から出た西山ゆかり(34=アマダホールディングス)も77と崩れて4オーバーの60位、通算イーブンの52位から出た鈴木愛(22=Salesforce)も77で5オーバー65位だった。この日72で回った20歳のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が通算16アンダーの272で制し、優勝賞金約41万2千ドル(約4200万円)を獲得した。今季、通算ともツアー4勝目。タイ出身選手のメジャー制覇は男女を通じて初。

 リオ五輪前最後の大会で野村が意地を見せた。2バーディー、1ボギーで迎えた最終18番。パーオンに失敗し、パーパットは5メートルも残ったがそれをねじ込み71をマーク。スコアを1つ伸ばしてホールアウトした。3日目も前半の2ボギーから15番パー5は花道から1・5メートルにつけ、16番パー4は下りの4メートルをねじ込み連続バーディー。「2連続ボギーで苦しかったが、最後に連続バーディーが来て。ゴルフは終わるまで分からないと思った」と苦笑いしつつも、何とかパープレーでまとめたのが、最終ラウンドにつながった。

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2016年8月1日のニュース