【各界から悼む声】一時代を築いた心に残る横綱 尊敬できる方

[ 2016年8月1日 05:30 ]

1991年5月14日、現役最後の土俵入りを披露する千代の富士

元横綱千代の富士・九重親方死去

 ▼ソフトバンク・王貞治球団会長 大変残念でなりません。土俵での圧倒的な強さで、31回の優勝など数々の記録を打ち立て相撲界を大いに沸かせてくれました。一時代を築いた心に残る横綱でした。謹んでご冥福をお祈りします。

 ▼楽天・梨田監督(現役時代からの交流)悪いのは知っていたけれど、凄いショック。残念。開幕前に電話で話をしたら「だいぶ良くなっている」と言って声も元気だった。思い出はいっぱいある。酒も豪快だったしね。何とも言えない寂しい感じです。

 ▼日本ハム・栗山監督 キャスター時代に食事をしたことがある。おおらかな人でこんな人になりたいと思った。ケガをトレーニングで克服した人で、大学の授業でも千代の富士さんの話をよくさせてもらった。

 ▼ロッテ・伊東監督 ボクシングの試合を見に行って席が隣になったことがあった。相撲人気が復活してきた中で、ヒーローが1人いなくなったのが残念。

 ▼J2横浜FC・FW三浦知良 面識はあります。レストランやいろいろなところで何度かお会いしたことがあります。まだお若いですよね。残念です。

 ▼レスリング女子53キロ級・吉田沙保里 偉大な方が亡くなった。以前からかわいがってもらい、本当に尊敬できる方だった。体調を崩されていたのは聞いていた。必ず治ると信じていたが…。

 ▼漫画家・やくみつるさん 闘志を前面に出して相手に食らいついていく姿勢やアスリートのような筋肉質な容姿は、それまでの力士にはないものだった。相撲界の新たな時代が始まると見ていて胸の高鳴りを感じた。昨年亡くなった北の湖親方といい、一時代を築いた力士の早過ぎる死に強い無力感、脱力感を覚える。

続きを表示

2016年8月1日のニュース