“8頭身美少女アマ”原英莉花23位 初の予選突破見えた!

[ 2016年5月28日 05:30 ]

1アンダーで23位発進の原

女子ゴルフツアー リゾートトラスト・レディース第1日

(5月27日 徳島県鳴門市 グランディ鳴門ゴルフクラブ36=6524ヤード、パー72)
 アマチュアの原英莉花(17=神奈川・湘南学院高3年)が71を出し、首位と4打差の23位と好発進を決めた。師匠は尾崎将司(69)という異色の女子高生がツアー5試合目で初のアンダーパーをマーク。勝みなみと同学年の“みなみ世代”の新星が現れた。全美貞(33=韓国)が67で単独首位、成田美寿々(23=オンワードホールディングス)ら4人が68を出し、2位につけた。
【第1R成績】

 ドキドキから解放された17歳がとびっきりの笑顔を見せた。勝みなみと同学年の原がツアー5試合目で初めてアンダーパーをマーク。身長1メートル72の8頭身美少女は誇らしげに胸を張った。

 「あまり緊張しないでスムーズに入れました。ようやく会場の雰囲気にも慣れたと思います」

 昨年8月のニトリ・レディースでツアー初出場し、通算18オーバーで予選落ち。その後の3試合も緊張から80前後を叩くこともあった。この日はスタートの10番で1メートルにつけバーディー。12、15番とボギーを叩いたものの、成長の跡を見せたのは569ヤードの16番パー5だ。第1打で3Wを握るなど、残り距離を逆算して、100ヤードの第3打を2メートルにピタリとつけバーディー。1Wの飛距離は240ヤードを誇るが「1Wをほかのウッドに持ち替えたり、グリーン面に乗せる場所を考えたりするようになった」とマネジメント力を発揮し、71で回った。

 師匠は泣く子も黙る尾崎将司だ。知り合いを通じ、昨年1月から時々、練習を見てもらうようになり、11月には「お願いします」と正式に弟子入り。毎週、千葉県内のジャンボ邸で指導を受けている。「お姉ちゃん」だった呼び名が今では「英莉花」となり4月には師匠が使っていた58度のウエッジを譲り受けた。

 52歳も年上のジャンボの全盛期は知らないが、ユーチューブでコブラポーズなどをチェック。「自分を追い込むところが凄いです。格好いいです!」とまるで恋人を語るようだ。前日26日は徳島県から男子ツアーが開催されている岡山県へ行き、尾崎のゴルフをハーフだけついて見るなど、すっかりジャンボ軍団の一員だ。初の予選通過がかかる2日目。師匠に報告するためにも、上だけを見てプレーする。

 ◆原 英莉花(はら・えりか)1999年(平11)2月15日、横浜市生まれ。磯子小4年からゴルフを始める。岡村中3年で出た全国中学校選手権春季大会は9位。現在、湘南学院高3年。1メートル72、57キロ。得意クラブはウエッジ。

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