ナダル 全仏オープン棄権 痛みで手首動かせず…

[ 2016年5月28日 00:24 ]

手首の故障で全仏OPを棄権したナダル(AP)

 男子テニスで世界ランキング5位のラファエル・ナダル(スペイン)が27日、パリで記者会見し、10度目の優勝を目指した全仏オープンを左手首のけがで棄権すると発表した。26日の2回戦では四大大会で史上8人目となる通算200勝を達成し、3回戦に進出していた。

 29歳のナダルは「数週間前から痛めていた。前日(26日)の夕方から痛みが強くなり、手首を動かせなくなった」と症状を説明。「現時点で手術は考えていない」と述べ、次の四大大会のウィンブルドン選手権に向けて準備する考えを示した。

 昨季、四大大会で11年ぶりに一つもタイトルを獲得できず、6連覇を目指した全仏は準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。(共同)

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