マーベリクス 6連勝 ピストンズは7年ぶりにプレーオフ進出

[ 2016年4月9日 16:07 ]

 西地区全体7位のマーベリクスは地元ダラスで6位のグリズリーズを103―93(前半46―49)で退け、6連勝で41勝38敗。両者のゲーム差は「1」となった。

 マーベリクスは好調だったガードのJ・J・バレア(31)が足を痛めて途中で退場したものの、ベテランのダーク・ノビツキー(37)が21得点をマーク。ドラフト全体21番目に指名したシューティング・ガードのジャスティン・アンダーソン(22)が自身最多の19得点を稼いでバレアの穴を埋めた。

 リック・カーライル監督(56)は終盤になって、時間をたっぷり費やしてボールのポゼッションを少なくする「ロースコア戦法」に転換。これが効を奏し、6連勝中の平均得点は94・2ながら、相手も低いスコアに抑え込んで白星を重ねている。

 故障者続出で調子を落としているグリズリーズは42勝37敗。守備のスペシャリスト、トニー・アレン(34)が25得点を稼いだものの、ここ8戦で7敗目を喫した。

 東地区全体7位のピストンズは地元デトロイトでウィザーズを112―99で下して43勝37敗。9位のブルズに3・5ゲーム差をつけ、7年ぶりにプレーオフ進出を決めた。ガードのレジー・ジャクソン(25)は39得点をマーク。7年前は東地区1回戦でキャバリアーズにスイープ(4戦全敗)で敗れているだけに、雪辱を期してのポストシーズンとなる。

 東地区全体10位のウィザーズは38勝41敗。残り3試合に全勝しても41勝にしかならず、すでに8位のペイサーズが42勝を挙げているためにプレーオフ進出の可能性がなくなった。

 スパーズは敵地デンバーでナゲッツに98―102(前半53―51)敗れて65勝14敗。前日のウォリアーズ戦に続く黒星で今季初の連敗となった。今季39戦全勝のサンアントニオで10日に再びウォリアーズ戦を控えていることもあって、カワイ・レナード(24)やラマーカス・オルドリッジ(30)ら主力5選手は休養。25日で40歳となるティム・ダンカン(39)が34分出場して今季自己最多の21得点を挙げて気を吐いたがあと一歩及ばなかった。

 ナゲッツは33勝47敗。このカードの連敗を10で阻止し、13年4月10日以来の勝利を飾った。

 <その他の結果>

ニックス(32勝48敗)109ー102 76ers(10勝69敗)、マジック(34勝45敗)112―109*ヒート(46勝33敗)、*ホーネッツ(46勝33敗)113―99ネッツ(21勝58敗)、*ラプターズ(53勝26敗)111―98ペイサーズ(42勝37敗)、*セルティクス(47勝32敗)124―109バックス(32勝47敗)、ペリカンズ(30勝49敗)110―102レイカーズ(16勝63敗)、*クリッパーズ(51勝28敗)102―99(延長)ジャズ(39勝40敗)

 *はプレーオフ進出を決めているチーム

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2016年4月9日のニュース