大也＆坂井　早大コンビそろい踏み　五輪ではメダルを

五輪出場を決め喜ぶ１着の瀬戸（左）と２位の坂井

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第５日

（4月8日 東京辰巳国際水泳場）
　男子２００メートルバタフライは、１５年世界選手権４００メートル個人メドレー優勝で代表が内定していた瀬戸が２種目目の切符を手にした。早大の後輩の坂井に序盤リードを許したが、残り５０メートルで逆転して３連覇。早大コンビで代表権を獲得し「このタイムでは世界で戦えない。後半のタイムを上げたい」と五輪を見据えた。

　昨年の世界選手権４位の坂井は初の代表を決め「メダルを狙える位置にいる。五輪本番では頑張りたい」と表彰台を見据えた。

　◆瀬戸　大也（せと・だいや）１３年、１５年の世界選手権で男子４００メートル個人メドレーを連覇。２００メートルバタフライは１４年のパンパシフィック選手権、仁川（インチョン）アジア大会で金メダル。埼玉栄高出、早大４年、ＪＳＳ毛呂山。１メートル７４、７５キロ。２１歳。埼玉県出身。

　◆坂井　聖人（さかい・まさと）男子２００メートルバタフライで１３年世界ジュニア選手権銀メダル、昨年の世界選手権は４位。福岡・柳川高出、早大３年。１メートル８２、７５キロ。２０歳。福岡県出身。