内田V3も「悔しい」日本記録更新も派遣標準届かず

[ 2016年4月9日 05:30 ]

リレーでの五輪出場を決め喜ぶ(左から)内田、池江、松本、山口

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第5日

(4月8日 東京辰巳国際水泳場)
 女子100メートル自由形で内田(東洋大)がライバル池江(ルネサンス亀戸)の日本記録を更新して3連覇。派遣標準記録は突破できず、開口一番「悔しいです。何が足りなかったか反省したい」と話した。

 ただ池江らとともにリレーでの出場権は獲得。4位に食い込み、08年北京以来2大会ぶりの代表が決まった山口(イトマン)は「本当に続けてきて良かった」と声を震わせた。

 ◆内田 美希(うちだ・みき)12年ロンドン五輪の女子400メートルリレーで7位。自由形短距離で13年、15年世界選手権代表。群馬・関東学園大付高出、東洋大4年。1メートル73、61キロ。21歳。群馬県出身。

 ◆池江 璃花子(いけえ・りかこ)昨年の世界選手権に中学生では14年ぶりに出場。今大会は100メートルバタフライや800メートルリレーでもリオデジャネイロ五輪代表に決定。100メートルバタフライと50メートル自由形の日本記録保持者。東京・淑徳巣鴨高1年、ルネサンス亀戸。1メートル70、56キロ。15歳。東京都出身。

 ◆松本 弥生(まつもと・やよい)12年ロンドン五輪代表。10年広州アジア大会50メートル自由形で銅メダル、世界選手権は09年から4大会連続出場。静岡・飛龍高、日体大、日体大大学院出、ミキハウス。1メートル69、65キロ。26歳。静岡県出身。

 ◆山口 美咲(やまぐち・みさき)女子400メートル、800メートルリレーで08年北京五輪出場。世界選手権は昨年まで4大会連続代表。大阪・近大付高、近大出、イトマンSS。1メートル65、60キロ。26歳。長崎県出身。

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2016年4月9日のニュース