競泳北京五輪で金 朴泰桓、リオ出場絶たれる 国内規定で

[ 2016年4月7日 20:38 ]

 国際水連からドーピング違反で1年6カ月の資格停止処分を受けた2008年北京五輪競泳男子400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(26)=韓国=のリオデジャネイロ五輪出場の可否をめぐり、韓国オリンピック委員会は7日、処分解除から3年は韓国代表になれないとする国内規定の現状維持を決めたと発表した。朴泰桓の五輪出場は事実上、絶たれた。

 国際水連の処分は今年3月で解け、韓国では国民的英雄の五輪出場を阻む国内規定に対し「二重処罰だ」として改定論も出ていたが、韓国オリンピック委員会は「特定選手のための改定は不適切と判断した」と明らかにした。

 聯合ニュースによると、朴泰桓側の関係者は決定を受け「悪法も法。残念だが従うしかない」と述べ、受け入れる考えを示した。

 朴泰桓は14年9月の検査で、筋肉増強効果があるテストステロンに陽性反応が出て、15年3月に処分を科された。

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2016年4月7日のニュース