31歳松田4大会連続「切符が獲れて良かった」

[ 2016年4月7日 05:30 ]

五輪出場を決めてインタビューを受ける(左から)萩野、松田、江原、小堀

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第3日 

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 男子200メートル自由形で萩野ら上位4選手の合計タイムが800メートルリレーの派遣標準記録を突破し、同代表も決まった。

 2位で31歳の松田は4大会連続の五輪切符獲得で、12年ロンドン五輪で29歳だった北島を抜く競泳歴代最年長五輪代表となり「年齢のことも頭にちらついたけれど、切符が獲れてよかった」と喜んだ。3位の江原騎士(ないと)は「(400メートルで代表を逃し)悔しい思いをしたので喜んでいい」と笑顔を浮かべた。4位の小堀は2大会連続の五輪切符獲得となった。

 ◆萩野 公介(はぎの・こうすけ)今大会は12年ロンドン五輪で銅メダルに輝いた男子400メートル個人メドレーでもリオデジャネイロ五輪代表に決定。13年日本選手権で史上初の5冠。世界選手権は13年に2種目で銀メダルを獲得したが、昨年は右肘骨折で欠場。栃木・作新学院高出、東洋大4年。1メートル77、72キロ。21歳。栃木県出身。

 ◆松田 丈志(まつだ・たけし)男子200メートルバタフライで08年北京、12年ロンドン五輪の2大会連続銅メダル。世界選手権は05年2位、09年3位、11年2位。宮崎・延岡学園高、中京大、中京大大学院出、鹿屋体大大学院、セガサミー。1メートル83、80キロ。31歳。宮崎県出身。

 ◆江原 騎士(えはら・ないと)昨年の世界選手権で、骨折のため欠場した萩野公介に代わってリレー要員として追加で代表入りした。山梨学院大付高、山梨学院大出、自衛隊。1メートル71、58キロ。22歳。山梨県出身。

 ◆小堀 勇気(こぼり・ゆうき)ジュニア時代から国際舞台を踏み、18歳で12年ロンドン五輪に出場。14年仁川アジア大会800メートルリレー金メダル。石川・金沢高、日大出、ミズノ。1メートル83、78キロ。22歳。石川県出身。

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2016年4月7日のニュース