池田信太郎氏 桃田&田児の賭博関与「残念」「ウソであって…」

[ 2016年4月7日 11:00 ]

 バドミントン男子の2008年北京、12年ロンドン両五輪の代表で、昨年9月に現役を引退した池田信太郎氏(35)が7日、自身のツイッターを更新。リオデジャネイロ五輪で有力なメダル候補と期待されていた桃田賢斗選手(21)と12年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(26)=ともにNTT東日本=が、違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことに言及した。

 池田氏は「朝からとても残念なニュース。世界バドミントン連盟(BWF)は『バドミントン競技はクリーンスポーツを目指す』とつい先日、各国に通達したばかりです」と切り出し「BWFアスリート委員の立場として考えるなら、世界のトップ選手はプレーのみならず人格ともに高潔であり、他国選手からしてロールモデルであるべき存在。選手の地位や環境、バドミントン競技の今後の発展を考えると、とても今回の事件は残念」と落胆する。

 「先日のBWFアスリートミーティングでも賭博、八百長など今後アスリートが関与しないための啓発運動をト杯、ユ杯前にBWFと一緒に選手に促す活動を画策中。今後アスリート委員会としても議論していく必要があると感じでいます」と対応策を練った。

 「個人的な意見としては、どうしても彼らに注目が集まるがそこに至った背景、彼らのマネジメント、教育、など色々な側面から見ていく必要もあるかと思います。いずれにしても残念で仕方ない、多くのファン、サポートしていただいてる企業や団体に与えたダメージは大きいと考えています。とはいえ彼らのプレーは多くの方に感動を与え、日本バドミントン界の歴史に大きく貢献しているのは事実。正直ウソであってほしいと思うばかり。本当に今回のニュースは残念すぎます」と心境をつづった。

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2016年4月7日のニュース