脇本 亡き母との約束果たしたケイリン男子で初切符

[ 2016年4月7日 05:30 ]

リオ五輪代表に決まった(左から)中川誠一郎、渡辺一成、脇本雄太、窪木一茂、塚越さくら

 日本自転車競技連盟は6日、トラック種目のリオ五輪代表5選手を発表した。先月の世界選手権5位の脇本雄太(27=日本競輪選手会)は、ケイリン男子で亡き母との約束を果たす五輪初出場。地元の福井競輪を活性化するためにもメダル獲得を誓った。

 脇本は少し緊張した面持ちながら「どうしてもメダルは欲しい」ときっぱり言った。女手一つできょうだい5人を育ててくれた母・幸子さんが5年前に他界。母が何より望んでいた五輪出場をついにかなえた。加えて拠点とする福井競輪が将来的に廃止される可能性もあるといい「メダルを獲って練習場をつぶさないでとアピールしたい」と語った。10歳違いの弟・勇希も地元で競技に取り組んでおり、夢は東京五輪での兄弟出場。そのためにもメダル獲得での競技活性化を自らに課した。

 ◆渡辺 一成(わたなべ・かずなり)12年のロンドン五輪で男子ケイリン11位。福島・小高工高出、日本競輪選手会。1メートル76、80キロ。32歳。福島県出身。

 ◆中川 誠一郎(なかがわ・せいいちろう)12年のロンドン五輪で男子スプリント9位。熊本・真和高出、日本競輪選手会。1メートル74、78キロ。36歳。熊本県出身。

 ◆脇本 雄太(わきもと・ゆうた)今年の世界選手権で男子ケイリン5位。福井・科学技術高出、日本競輪選手会。1メートル80、72キロ。27歳。福井県出身。

 ◆窪木 一茂(くぼき・かずしげ)昨年の全日本選手権で3冠。福島・学法石川高、日大出、NIPPOヴィーニファンティーニ。1メートル72、66キロ。26歳。福島県出身。

 ◆塚越(つかごし)さくら 今年の世界選手権代表。埼玉・熊谷女高、鹿屋体大、鹿屋体大大学院出、Ciel Bleu 鹿屋。1メートル68、61キロ。24歳。埼玉県出身。

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