元琴光喜長男に貴親方が太鼓判「将来は横綱だね」

[ 2016年4月7日 05:30 ]

豪風に稽古をつけてもらう元大関・琴光喜の長男・田宮愛喜くん

 大相撲春巡業が愛知県岡崎市で行われ、関取と子供との稽古に同市出身の元大関・琴光喜、田宮啓司さん(39)の長男・愛喜(あいき)君(7)が参加した。幕内・豪風に向かって強い当たりを披露。小学2年生ながら1メートル27、41キロの体格を誇り、顔立ちは父親そっくりだ。

 かつて父も汗を流した岡崎市相撲教室に通い、小学1年時には愛知県内の大会で10冠に輝いた。「将来は横綱を目指したい」と角界入りを希望しており、父によると「白鵬関を倒して引退させたい」と夢を語っているという。10年に野球賭博問題で協会を解雇され、現在は焼き肉店を経営する父は「相撲を好きになってくれてよかった。動きは自分に似ているとよく言われる」と感激の様子。土俵下で見つめた貴乃花巡業部長(元横綱)も「間違いなく強くなる。将来の横綱だね」とお世辞抜きで“金の卵”の才能に太鼓判を押していた。

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