萩野52年ぶりメダルに意欲「世界で勝負できること証明」

[ 2016年4月7日 05:30 ]

そろって五輪出場を決め、喜びを分かち合う(左から)江原、萩野、小堀、松田

競泳リオデジャネイロ五輪選考会兼日本選手権第3日 

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 200メートル自由形決勝で優勝した自分の勝利の喜びはそこそこに、萩野はリレーメンバーに決まった小堀らと喜びを分かち合った。「4人がレベルの高い記録で代表に決まって、世界で勝負できることを証明できた。メダルを狙って精いっぱい頑張る」。

 この種目では64年東京五輪以来となるメダル獲りを目標に掲げた。そのけん引役は萩野以外にいないこともこの日のレースで証明した。前半はやや抑えめに入り、150メートルのターンを終えてトップに浮上。1分45秒50で400メートル個人メドレーに続く個人2種目目の五輪切符も手にした。自身が持つ1分45秒23の日本記録にはわずかに及ばなかったが、「海外勢は150メートルまでに決めにくる。余力を持っていけば最後にぶち抜くレースができる」と五輪での戦いも見据えての泳ぎを見せた。

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2016年4月7日のニュース