遼64今季自己最高タイ4位発進「満足高い」 全英切符に光!

[ 2015年7月4日 05:30 ]

全英オーピン出場権獲得へ好発進

USPGAツアー グリーンブライア・クラシック第1日

(7月2日 米ウェストバージニア州ホワイトサルファー・スプリングズ オールド・ホワイトコース=7287ヤード、パー70)
 石川遼(23=LEXUS)は7バーディー、1ボギーで今季自己ベストに並ぶ64をマークし首位に2打差の4位につけた。海外メジャー第3戦、全英オープン(16日開幕、英国セントアンドリュース)の出場権獲得へ向け好発進。62をマークしたスコット・ラングリー(25=米国)が単独首位。タイガー・ウッズ(39=米国)は66で12位だった。

 石川は「シーズンをやっていればこんな日もあるのかな」と苦笑した。2ホール目の11番で右隣の10番のフェアウエーまで曲げるなどティーショットは安定感を欠いたが、アイアンショットや小技でしのいで14番、18番でスコアを伸ばした。

 後半はショットの精度が上がった。「最近にはないぐらいバーディーパットの距離が近かったのが楽だった」。5番から3連続バーディー。9番も1メートルのチャンスを生かし「満足度は高い」とうなずいた。

 64は首位発進した5月のクラウンプラザ招待の初日に並ぶ今季ベスト。その大会は43位に終わったが「あのときよりショットも体もコントロールできている」と言う。

 今大会で12位以内に入り有資格者を除く上位4人なら全英オープン出場権を得る。石川は「セントアンドリュースだけは行きたい。憧れの舞台」と語気を強めた。聖地行きの切符獲得へ。目の前の一打に集中していく。

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