白鵬ら3横綱に4000人声援 熱田神宮で奉納土俵入り

[ 2015年7月4日 16:38 ]

熱田神宮で奉納土俵入りを行う横綱白鵬。太刀持ちは魁聖

 大相撲名古屋場所(12日初日・愛知県体育館)前で恒例の奉納土俵入りが4日、名古屋市熱田区の熱田神宮で行われ、モンゴル出身3横綱のそろい踏みに約4000人から大きな声援が送られた。

 雨により土俵入りは例年の拝殿前から拝殿内へと場所を移し、2場所ぶり35度目の優勝を目指す白鵬は力強い不知火型を披露。終了後は報道陣の質問に無言を貫いた。

 9場所も優勝から遠ざかる日馬富士も不知火型。名古屋場所は賜杯を2度抱いており「いよいよ始まるんだなと思った。験のいい場所だから、みんなの期待に応えたい。悔いのない相撲を取る」と誓った。2場所連続全休明けとなる鶴竜は雲竜型で拍手を浴びた。

 土俵入り前には、新大関照ノ富士が3横綱や稀勢の里ら先輩大関陣、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)らと参拝を行った。

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