桐生が左太もも肉離れ アジア大会は今後の回復具合で判断

[ 2014年9月8日 21:37 ]

 日本陸連は8日、仁川アジア大会男子短距離代表で、7日のレース中に左太もも裏を痛めた桐生祥秀(東洋大)が東京都内で精密検査を受け「左大腿二頭筋肉離れ」と診断されたと発表した。症状は「中等度」とされる。アジア大会への出場の可否は今後の回復具合をみて判断するが、万全の状態で臨むのは厳しい状況となった。

 桐生は日本学生対校選手権の200メートルを制したものの、レース後は左脚を引きずり、医務室で手当てを受けた。アジア大会で出場予定の100メートルは27日に予選があり、28日に準決勝、決勝が行われる。

 昨年、日本歴代2位の10秒01をマークした桐生は日本人初の9秒台突入が期待されている。

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