稀勢の里、腰高に不安「体が思うように動いてくれない」

[ 2014年9月8日 14:41 ]

大相撲秋場所

(14日初日、両国国技館)
 二所ノ関一門の連合稽古が8日、千葉県船橋市の松ケ根部屋で行われ、大関稀勢の里は動きの悪さが目立ち、今場所に不安を抱かせた。

 平幕の玉鷲と6番続けて取った後、新関脇豪風と10番。35歳のくせ者の動きにてこずるだけでなく、腰高と脇の甘さを露呈して6勝4敗と大苦戦だった。

 復調が期待される大関は「体が思うように動いてくれない。かなり疲れている部分もある」と連合稽古3日目での疲労感に表情はさえなかった。

 左右の動きと鋭い出足が光った豪風は「オーバーワーク。でも、いい稽古になった」と笑顔。大関琴奨菊は相撲を取らず、四股などで汗を流した。

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2014年9月8日のニュース