錦織快挙の理由は「非日本人的な能力と思考方法」 米紙が分析

[ 2014年9月8日 11:50 ]

 テニスの錦織圭は8日、全米オープン男子シングルス決勝に臨み、クロアチアのチリッチと対戦する。日本選手として初めての4大大会シングルス決勝。ランキングが世界10位圏内に入っていない選手同士の異例の対戦に米国では驚きと期待が高まる。地元のニューヨーク・タイムズ紙は東京発で13歳の若さで米国に渡った錦織の「日本人離れした特質」が快挙につながったと評した。

 7日付紙面で1面からスポーツ面にかけて錦織の決勝進出を大きく報じた同紙。8日付も続報を掲載するとみられ、電子版には錦織とテニスの歩みを詳細に盛り込んだ。

 日本の青少年スポーツが協調性を過度に重んじる旧態依然とした体質を引きずる中、錦織の「非日本人的な能力と思考方法」が躍進につながったとのブログの記事を紹介した。日本人選手は個性が弱いため活躍できないとの父清志さんの考えも伝えた。(共同)

続きを表示

2014年9月8日のニュース