松山 一転パット不調「何が変わったのか」10差15位後退

[ 2014年9月8日 05:30 ]

BMW選手権第3ラウンド、16番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える松山英樹

USPGAツアーBMW選手権第3日

(9月6日 米コロラド州チェリーヒルズビレッジ チェリーヒルズCC=7352ヤード、パー70)
 5位から出た松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、4ボギーの71とスコアを落とし、通算3アンダー、207で首位と10打差の15位に後退した。3パットのボギーを2度叩くなど、グリーン上で苦しんだ。ビリー・ホーシェル(27=米国)が63をマークし、通算13アンダーで首位に立った。

 前日まで好調だったパットに狂いが生じた。松山は「何が変わったのかが分からない」と言葉少なだった。

 出だしの1番は第1打を右の小川に入れてボギーとしたが、2番で2・5メートル、4番もエッジから5メートルをパターで沈めてバーディーと序盤は好調だった。しかし、5番で4メートルを外してボギーとすると、8番ではピンまで12メートルの距離から2メートルもオーバーさせ、今大会初めて3パットのボギーを叩いた。12番も3パットのボギーで優勝争いから遠ざかり、「トップとはだいぶ離れてしまった」と悔しがった。

 現在フェデックス・カップのランクは30位で次週のプレーオフ最終戦、ツアー選手権に出場できるぎりぎりの順位。「今大会で終わらないよう、しっかりとパットを直したい」と前を向いた。

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