白鵬、鶴竜が“大器”に洗礼 逸ノ城「しんどい、全然駄目」

[ 2014年9月8日 15:35 ]

大相撲秋場所

(14日初日、両国国技館)
 白鵬と鶴竜の両横綱が8日、東京都墨田区の時津風部屋で、同じく出稽古に訪れた新入幕のホープ、逸ノ城に胸を出した。

 白鵬は13番、鶴竜は7番で全勝。踏み込みの鋭さ、攻めの速さなどで貫禄を見せつけた。白鵬は「厳しいところにいって稽古をつけてもらわないと。まあ(本場所を)見てみようじゃないか」と余裕たっぷり。鶴竜は「あれだけいい体(192センチ、199キロ)をしているから(番付が)自然と上がってるんじゃないですか」と話した。

 大器の呼び声が高い逸ノ城は緊張から動きも鈍く、力を出し切れなかった。「うれしいですけど、しんどい。当たりも弱い。全然駄目」と肩をすくめた。

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2014年9月8日のニュース