高橋侑希 銅メダルならず 世界レスリングが開幕

[ 2014年9月8日 23:28 ]

 レスリングの世界選手権は8日、タシケントで開幕して男子フリースタイル4階級が行われ、57キロ級の高橋侑希(山梨学院大)は3回戦で敗れた後、敗者復活戦で韓国選手を下し3位決定戦に進んだが、前回大会55キロ級覇者のハサン・ラヒミ(イラン)に敗れて銅メダルを逃した。

 高橋は1回戦でウズベキスタン選手、2回戦でカザフスタン選手に快勝したが、3回戦ではロンドン五輪銅メダルのヤン・ギョンイル(北朝鮮)に屈した。

 86キロ級の松本篤史(ALSOK)は初戦の2回戦でカナダ選手に競り勝ったものの、キューバ選手に敗れた。敗者復活戦では、イラン選手に敗れて敗退。70キロ級の保坂健(早大)は初戦を勝ち上がった2回戦でトルコ選手に敗れ、敗者復活戦でもエジプト選手に屈した。125キロ級の岡倫之(ブシロード)は初戦で中国選手に敗退した。

 ▼高橋侑希の話 負けて悔しいのはあるが、いい勝負ができたのは自信になる。後半の試合運びが敗因の一つ。同じ過ちをしないように修正して、五輪まで強い気持ちを持っていきたい。(共同)

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