錦織 1回戦で敗れる、クリザンにストレート負け 全仏オープン

[ 2014年5月26日 21:22 ]

全仏オープン1回戦に登場した錦織

 テニスの全仏オープン第2日は26日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス1回戦で4大大会自己最高となる第9シードに入った錦織圭(24=日清食品)がマルティン・クリザン(スロバキア)と対戦、0―3のストレートで敗れた。

 第1セットで錦織は最初の2ゲームを落としたが、徐々に追い上げ競り合いに持ち込んだ。結局タイブレークとなり、4―7でクリザンに奪われた。第2、3セットは錦織がクリザンに一方的に攻められ1―6、2―6で落とした。

 昨年、日本男子で75年ぶりの16強入りを果たした錦織の同大会1回戦敗退は初めて。前哨戦マドリード・オープン決勝で途中棄権する要因となった股関節痛などが影響し、精彩をがなかった。

 錦織は前日練習で「毎日良くなっている感じ」と左右への機敏な動きを見せていたが、相手の攻撃に圧倒され、好調時のパフォーマンスは見せられなかった。

 ▼錦織圭の話 本当にがっかりしている。最初は動くのに不安があり、意外と痛みに耐えながらできたが、ケガの影響もあってテニスの内容が良くなかった。この状態で勝てる相手ではなかった。

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