室田は3位に後退…日本人連覇へ踏みとどまった2差

[ 2014年5月26日 05:30 ]

4番ホールでボールの行方を見つめる室田

米シニアツアー第75回全米プロシニア選手権第3日

(5月24日 米ミシガン州ベントンハーバー・ハーバーショアーズGC=6852ヤード、パー71)
 首位から出た室田淳(58=サメジマコーポレーション)は4バーディー、3ボギーの70と粘り、通算5アンダー、208で首位と2打差の3位に踏みとどまった。70で回った井戸木鴻樹(52=小野東洋GC)は通算3オーバーの45位。68をマークしたコリン・モンゴメリー(50=英国)が単独首位となった。

 2イーグルを奪うなど、爆発した前日の再現といきたいところだったが、メジャーの舞台はそう甘くはなかった。スコアを伸ばした室田だったが、ホールアウト後は顔をしかめると「う~ん」とうなった。

 前半で1つスコアを伸ばして折り返すと、11番パー3で「思ったよりも強かった」と風を読み間違え、第1打をグリーン手前の池に入れてボギーを叩いた。続く12番もパーセーブできず2連続ボギーとしたが、15、16番で2連続バーディーを奪ってミスを帳消しにした。それだけに18番のバーディーパットを外したことが悔やまれ、表情はさえなかった。

 日本人連覇の期待が懸かる最終日は「楽しく、なんとか頑張ります」。足早に練習グリーンへ向かうとパットの調整に余念がなかった。

 ▼45位・井戸木鴻樹 ようやく自分のゴルフに戻れた。(1バーディー、ボギーなし)

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2014年5月26日のニュース