バドミントン日本男子 初の世界一!マレーシア破る

[ 2014年5月26日 00:41 ]

バドミントン男子の国・地域別対抗戦、トマス杯でマレーシアを破って史上初の優勝を果たし喜ぶ日本

 バドミントン男子の国・地域別対抗戦、トマス杯は25日、ニューデリーで決勝が行われ、日本がマレーシアに3―2で勝ち、1949年から続く大会で史上初優勝を果たした。

 第1試合のシングルスで世界ランキング4位の田児賢一(NTT東日本)が世界1位のリー・チョンウェイに敗れたが、第2試合のダブルスで世界3位の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が逆転勝ちし、続くシングルスの19歳の桃田賢斗(NTT東日本)も勝った。

 ダブルスで園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が逆転負けしたが、最終第5試合のシングルスで世界25位の上田拓馬(日本ユニシス)が66位の選手を2―1で下し、優勝を決めた。

 日本は23日の準決勝で6連覇を狙った中国を3―0で倒した。女子のユーバー杯では過去に5度の世界一があるが、男子は初の決勝進出だった。

 ▼田児賢一の話 自分は負けたが、チームが勝ててうれしい。次は優勝がノルマになるので、これからが大変。今回は勢いで勝ったが、本当の実力をみんなが付けていかないといけない。

 ▼早川賢一の話 まとまりがあるような、ないような、楽しく雰囲気のいいチームだった。準決勝で中国に勝って、さらに一つになれた。素直にうれしく思う。

 ▼遠藤大由の話 信じられない気持ちが強い。プレー内容は良くなかったが、勝って役割は果たせた。準決勝から1日空いて、いったん気持ちをオフにできたことが良かったと思う。

 ▼桃田賢斗の話 1戦ごとに団結していった。個人的には5戦全勝で貢献したと思うが、先に試合をする単複の先輩がいい流れをつくってくれたおかげ。自信にはなったが、おごらず次に向かいたい。

 ▼上田拓馬の話 勝てて優勝に貢献できて良かった。僕が出るシングルスはやるなら2―2の状態なので、想定はできていた。このメンバーで史上初のことができて誇らしい。(共同)

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