フリースロービシバシ！東京追いつき延長勝利

　プロバスケットのｂｊリーグは１７日、東地区の上位３チームが順当勝ち。首位の東京は４位の埼玉に苦しんだが、３点を追う第４Ｑ終了間際に城宝（じょうほう）匡史が３本のフリースローを決めて追いつき、延長では青木康平がフリースローを８本連続成功させるなど９８―９２で振り切った。西地区は首位の沖縄が４位の滋賀に敗れ、連勝は８でストップ。

　東京は７８―８１で敗色濃厚の第４Ｑ残り１秒２。３点シュートを狙った城宝がファウルをもらい、３本与えられたフリースローをすべて沈め、延長勝利の呼び水となった。「自分でも驚くほど冷静だった。騒ぐブースターに３本目を決めるまで静かにしてほしいと思ったくらい落ち着いていた」。もっともこの日は１７本もの３点シュートを試みながら、決まったのはわずか５本。「もっと確率よく決めないと」と、反省も忘れなかった。