長野「100点満点」のレース運び

[ 2009年1月18日 17:36 ]

全国都道府県対抗男子駅伝で、優勝し胴上げされる長野県のアンカー・上野

 【都道府県対抗男子駅伝】前評判通りの圧倒的な強さを見せつけた。山田監督が「100点満点。うれしい」と手放しで喜ぶほど文句のつけようがないレース運び。途中から独走状態に入った長野が、大会新で2年連続の頂点に立った。

 一気に優勝をたぐり寄せたのは、4、5区を走った佐久長聖高の平賀と村沢だ。平賀がトップの福岡まで1秒差に追い上げる。たすきを受け取った村沢はあっという間に先頭に躍り出た。後続をどんどん引き離していく区間新の走りで、2位との差を1分12秒まで広げた。
 山田監督は「平賀が追い掛け始めたときに(優勝を)確信し、村沢の中間点くらいで大会新を意識し始めた」と言う。高校生2人の快走で6、7区は記録との戦いになったが、ペースは最後まで落ちなかった。
 最終7区の上野は前回大会を体調不良で欠場した悔しさを晴らそうとの力みが裏目に出て「気負いすぎた。脇腹も痛くなったし」と苦笑い。それでも区間6位だった。山田監督は「予定していた以上の走り。素晴らしい選手たち」と褒めちぎった。

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2009年1月18日のニュース