距離の石田が自己最高14位/五輪テスト大会

[ 2009年1月18日 09:07 ]

ノルディックスキーW杯女子距離複合で14位となった石田正子(手前)

 バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)は17日、カナダのウィスラーで行われ、女子距離複合(15キロ)の石田正子(JR北海道)が42分51秒9でW杯自己最高に並ぶ14位と健闘した。

 複合個人第13戦の高橋大斗(土屋ホーム)と小林範仁(東京美装)はともに体調不良で、後半距離(10キロ)を高橋は棄権、小林は途中棄権した。
 複合はマグヌス・モアン(ノルウェー)が今季4勝目で通算勝利数を11に伸ばした。距離の女子はユスチナ・コワルチク(ポーランド)が40分41秒3で1年ぶりの通算3勝目を、男子距離複合(30キロ)はピエトロ・ピレル・コットレル(イタリア)が1時間13分1秒5で今季初勝利、通算5勝目を挙げた。

 ▼石田正子の話 クラシカル(走法)のときに思ったより体が動かなかった。(苦手の)スケーティング(フリー走法)も入っていた種目で自己最高タイの順位は、評価できる。
 ▼高橋大斗の話 風邪をひいてしまい、走る練習ができていないので試合にならない。ジャンプもいい状態ではなかったので、今回はまともに飛べただけ良かった。
 ▼小林範仁の話 いい感触でジャンプは飛べた。風邪でなければちゃんと走れる。ジャンプ台にいいイメージを持てたのは収穫だった。(共同)

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2009年1月18日のニュース