杉山、軽快な動き 伊達は休養

[ 2009年1月18日 16:31 ]

全豪オープン開幕を前に、練習で軽快な動きを見せる杉山愛

 日本の女子テニス界を支えてきた2人が、全豪オープン開幕日の19日に初戦を迎える。

 杉山愛(ワコール)は18日、この大会でもダブルスを組むダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)と練習を行い、軽快な動きを見せた。
 先週の大会では準決勝で今大会第3シードのディナラ・サフィナ(ロシア)に善戦。敗れたが手応えは得たようで「毎年エンジンがかかるのが遅いけど、ことしはオフにいいトレーニングができた」と好調の理由を語る。初戦の相手のステファニー・デュボワ(カナダ)とは2007年に2度対戦し、1勝1敗。いまの状態の良さなら、てこずる相手ではない。
 予選を3日連続で戦ったクルム伊達公子(エステティックTBC)は18日は休養にあてた。対戦するカイア・カネピ(エストニア)は181センチの長身でパワフルなショットが武器。予選で戦った相手よりも数段レベルが上だ。
 「予選で3回、戦えたことをアドバンテージとしたい」と話すように日差し、風などやコートの特徴をつかんでいる利点を生かしたい。(共同)

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2009年1月18日のニュース