長島総合2位…一時トップも最後の「千」8位

[ 2009年1月18日 23:18 ]

男子五百メートル2回目で34秒91をマークした長島圭一郎(フォート・キシモト提供)

 スピードスケートの世界スプリント選手権最終日は18日、モスクワで行われ、男子の長島圭一郎(日本電産サンキョー)は139・720点の総合2位で、黒岩彰以来、日本人2人目の総合優勝はならなかった。

 第1日総合2位で最終日を迎えた長島は五百メートル2回目を34秒91で制し、3種目を終えて総合トップに立ったが、最後の千メートル2回目で1分10秒19の8位に終わり逆転された。シャニー・デービス(米国)が139・560点で総合初優勝し、小原唯志(日本電産サンキョー)は141・415点で総合7位、中嶋敬春(十六銀行)は145・425点で23位だった。
 女子は吉井小百合(日本電産サンキョー)が五百メートル2回目で38秒79の8位、千メートル2回目で1分16秒83の6位に入り、154・810点で総合7位。王北星(中国)が152・475点で総合初優勝し、新谷志保美(竹村製作所)は155・150点で総合8位、岡崎朋美(富士急)は156・295点で13位だった。

 ▼長島圭一郎の話 疲れがあるからか、スタートの反応が悪かった。(バックストレートで同走者を)追えたからよかった。体の動きは前日より悪かった。
 ◆長島 圭一郎(ながしま・けいいちろう)北海道・池田高、日大で力をつけ05年の全日本スプリント選手権で初優勝。06年トリノ冬季五輪は五百メートル13位、千メートル32位。07年に千メートルで日本記録を樹立。W杯五百メートルで今季2勝、通算6勝。日本電産サンキョー。171センチ、68キロ。北海道出身。26歳。(共同)

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2009年1月18日のニュース