福原“普段から石川を気にしてません”

決勝戦を終え、平野（左）石川と握手を交わす福原愛（中）

　【全日本卓球選手権第５日】石川との初対決に敗れた福原は、ダブルスの連覇を逃した。決勝で平野・石川組になすすべなく完敗。「去年は優勝できたけど、プレッシャーはなかった。決勝までいけて満足です」とさばさばした表情で振り返った。

　だが、公式戦で初めて対戦した石川の成長ぶりを問われると「普段からそこまで気にしていないので、分からない」と多くを語らなかった。１８日のシングルスはリターンマッチとなったが「挑戦者として思い切りぶつかりたい」と控えめな発言に終始した。
　錦織との熱愛報道に配慮し、主催者側がプライベートな質問を禁止するピリピリムードの中、ミックスダブルス、女子ダブルスで優勝を逃し、残るはシングルスだけになった。３年ぶりの無冠を阻止するためにも、エースは石川に負けるわけにはいかない。