まさに神懸かり!強すぎる東芝

[ 2009年1月18日 19:26 ]

<東芝・三洋電機>後半、三洋電機のタックルを受ける東芝・ロアマヌ(左)

東芝が1位通過!神鋼もプレーオフ決めた

 【ラグビートップリーグ・東芝62―13三洋電機】東芝が神懸かり的な強さでリーグ1位通過を決めた。年明けに所属外国人選手の逮捕で揺れたチームは結束を固め、前節に盤石の出来でサントリーを圧倒。今度は2季連続のリーグ戦全勝を狙った三洋電機を一蹴した。「素直に、このようなラグビーができてうれしい」。和田監督代行は手放しで褒めちぎった。
 PGで先行されたが、前半10分にWTB広瀬が左サイドを抜けてあっさり逆転した。前半で5トライを挙げ、もう大勝ムード。強烈な突進と、防御網につかまった味方を孤立させない献身的なサポートで連続攻撃を仕掛け、後半も畳み掛けた。
 三洋電機を勝ち点で上回るには4トライ以上を奪う8点差以上の勝利と、相手を3トライ以下に抑えることが条件だった。トライ王に輝いたWTBロアマヌは「練習通りにできた。100点満点」と満足げだ。
 この2試合は見違えるような完成度だが、選手を束ねる広瀬主将は「これといって練習内容が変わったわけじゃない。同じ目標に向かって気持ちが一つになっているだけ」と話す。2季ぶりのプレーオフ制覇へ進む勢いは本物だ。

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2009年1月18日のニュース