36歳葛西が15年ぶり優勝/TVh杯

[ 2009年1月18日 14:59 ]

2回目に最長不倒の135Mをマーク、優勝した葛西紀明

 ノルディックスキーのTVh杯ジャンプ大会は18日、札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、36歳の葛西紀明(土屋ホーム)が2回目に最長不倒の135メートルを飛び、257・1点で15年ぶり2度目の優勝を果たした。ワールドカップ(W杯)の海外遠征から8日に帰国した葛西にとって、今季国内初勝利となった。

 国内で好調の38歳、岡部孝信(雪印)が246・1点で2位に入った。前年優勝の19歳、栃本翔平(雪印)が3位、37歳の東輝(日本空調)が4位だった。
 女子は山田いずみ(神戸クリニック)が229・6点で3連覇した。

 ≪負けても「さわやか」≫岡部の連勝が止まった。飛距離で1、2回目とも葛西を下回ったが、ほぼ無風の1回目にK点に迫る好飛躍を決めるなど、力は出し切った。「(風に)差がない条件で勝負ができた。負けたけど、さわやかな気分」と充実した様子だった。

続きを表示

2009年1月18日のニュース