新“山の神”は11人抜き!長野が大会新で連覇

[ 2009年1月18日 10:33 ]

ガッツポーズでゴールする、2連覇を果たした長野県のアンカー・上野

ここから“神話”は始まった

 第14回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は18日午後0時半、広島市の平和記念公園前スタート・ゴールの7区間48キロで行われ、長野が2時間18分43秒の大会新記録で2年連続5回目の優勝を飾った。2位は兵庫、3位は宮崎。
 箱根駅伝の山上りの5区で区間新をマークし、東洋大の初優勝に貢献、新“山の神”と称賛された柏原竜二は、福島の3区(8・5キロ)に登場。トップと31秒差の17位でタスキを受けると、11人抜きの快走で順位を6位に押し上げた。
 柏原は、ヘルシンキ世界陸上代表の三津谷祐(トヨタ自動車九州)には及ばなかったが、三津谷に7秒差の区間2位と奮闘。柏原からタスキを受けた後輩の撹上宏光(いわき総合高)も頑張り、福島は一時3位まで浮上した。その後、10位まで順位を下げたが、最終7区(13キロ)で北京五輪マラソン代表の佐藤敦之(中国電力)が力走し、5位。
 7区には、元祖“山の神”の今井正人(トヨタ自動車九州)も出場し、福岡の4位入賞に貢献した。
 主な成績は次の通り

 (1)長野2時間18分43秒(2)兵庫2時間20分03秒(3)宮崎2時間20分07秒(4)福岡2時間20分15秒(5)福島2時間20分42秒(6)栃木2時間20分46秒(7)埼玉2時間20分52秒(8)千葉2時間21分14秒

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2009年1月18日のニュース