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【衆院選】働いて働いて、名誉毀損、涙の演説、円安ホクホク、ドタキャン…“高市劇場”まとめ

[ 2026年2月8日 20:00 ]

 第51回衆院選が8日、投開票された。自民党は定数465議席の過半数、233議席以上を獲得し、単独で過半数を回復することが確実な情勢となった。

 その旗振り役になったのは、紛れもなく高市早苗首相だった。辞任した石破茂前首相に代わって昨年、憲政史上初の女性首相に就任。「強い日本」「責任ある積極財政」などを力強く訴え、12日間の選挙戦を経て圧勝ムード。分裂危機までさけばれた党勢をV字回復させた。党総裁選を経て、選挙戦まで、一挙手一投足が注目された高市氏の言動をまとめた。

 ◇働いて働いて働いて働いて働いて参ります 昨年10月4日、党総裁選で選出を受けての演説。自身が馬車馬のように働く決意を示したものだが、国民への強制と一部で誤解され批判も。

 ◇高市ジャンプ 昨年10月28日、トランプ米大統領と首脳会談。その後、横須賀基地へともに向かい、トランプ氏の演説にも飛び入り参加。笑顔でピョンピョン跳びはねる姿が話題になった。

 ◇深夜勉強会 昨年11月6日深夜、首相公邸で午前3時から勉強会を開催。翌日から始まる衆院予算委員会に向けた答弁書を練り上げた。運転手や秘書官、SPらには「ご迷惑をおかけした」と陳謝。自宅ファクスの故障も理由に挙げられたが、前近代的な機器の使用に驚きの声も上がった。

 ◇台湾有事発言 昨年11月7日、衆院予算委で、台湾有事が「存立危機事態になり得る」と答弁した。これが中国側の激しい反発に発展。日本への渡航自粛呼びかけ、水産物の輸入停止、一部製品の輸出制限などの対抗措置を打ち出された。同氏はその後「今後、特定のケースを想定したことを国会で明言することは慎む」と軌道修正を図った。

 ◇ドラム競演 1月13日に韓国の李在明大統領と会談。その後、高市氏の趣味であるドラムでセッションをする様子が伝えられた。その後、演奏を批判したプロのドラマーが炎上、謝罪する騒動にも発展。

 ◇そうでなければ野田総理 1月19日に会見で衆院解散を表明。「自民党と日本維新の会で過半数の議席を賜れましたら、高市総理。そうでなければ、野田総理か、斉藤総理か、別の方。間接的ですが、内閣総理大臣を選んでいただくことにもなります」。具体名を出して政権選択を迫った。

 ◇名誉毀損ですよ 1月26日のTBS系「news23」で放送された党首討論(25日収録)で、れいわ新選組の大石晃子共同代表から「維新は国保逃れ、自民党も統一教会との文書が出てきたという。渦中であります」と指摘された。高市氏は「それ、名誉毀損になりますよ。出どころ不明の文書について…」と語気を強め猛反論。また、裏金議員という言葉を連呼する大石氏に対し、「裏金議員という言い方はやめて下さい」とすごんだ。

 ◇プロポーズ 1月26日の党首討論で、国民民主党・玉木雄一郎代表に「国民民主党には…玉木さん固まっているかもしれないが、早くからプロポーズを送っている」と告白。連立入りを求めたとも取れる発言だが、玉木氏はその後「プロポーズという話がありましたけど、まずは友達からってことじゃないですか」と慎重な姿勢。

 ◇涙で第一声 衆院選公示日の1月27日、東京・秋葉原で第一声。「歯を食いしばって30年以上かけてやっと内閣総理大臣になれました」。声を震わせ、目尻にたまった涙をぬぐう場面も。

 ◇円安ホクホク 1月31日、川崎市内で行われた応援演説で「円安でもっと助かってるのが、外為特会っていうのがあるんですが、これの運用、今ホクホク状態です」と述べた。これが円安容認と取られ、為替市場はさらに円安に振れた。翌日にSNSで「為替変動にも強い経済構造を作りたいとの趣旨」と釈明した。

 ◇関節リウマチ 2月1日、予定していたNHK「日曜討論」への出演を急きょ取りやめた。SNSで「関節リウマチの持病があり、手が腫れてしまった」と、欠席の理由を説明。しかし、治療を受けた後は予定されていた応援演説に回り、物議を醸した。

 ◇最後のお願いで 2月7日の選挙戦最終日。東京・二子玉川公園前で最後の応援演説。極寒のためか「働いて働いて働いて…」を繰り出したが、途中でつっかえた。「働いて、働き抜かせていただきます。もうかむようになってまいりました」と聴衆から笑いを取って選挙戦を締めくくった。

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