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田中碧 スペイン戦での決勝ゴールは「嬉しかったですね」「三笘選手とボール…2つしか見えてなかった」

[ 2022年12月13日 11:43 ]

日本代表MF田中碧
Photo By スポニチ

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表MF田中碧(24=デュッセルドルフ)が13日、フジテレビの朝の情報番組「めざまし8」(月~金曜前8・00)に生出演。MF三笘薫(25=ブライトン)からの折り返しで決めたスペイン戦での決勝ゴールを振り返った。

 日本代表は、1次リーグE組ではコスタリカに敗れたものの、ドイツ、スペインを破り、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れた。スペイン戦では、“三笘の1ミリ”とも言われた三笘の左サイドから折り返しに詰めていた田中が押し込んで勝ち越しゴールを決めた。

 スペイン戦での決勝ゴールをVTRで紹介する中、同局の永島優美アナウンサーが「何回見ても感動がよみがえります。すごかったですね、本当に」と興奮気味に投げかけると、田中も「嬉しかったですね~」としみじみ。

 ピッチリポートを担当していた、西岡孝洋アナウンサーは「あのスペイン戦のゴール、目の前で見てまして…三笘選手がすごい勢いでこっちに向かってくる…折り返した、そこには選手はいないだろうと思ったんです。田中碧選手がいてくれて、いやすごいなと思いましたけど、“三笘の1ミリ”私は正直、絶対出ていると思ってました。信じて行って走っていった、田中碧選手の信頼関係…素晴らしいなと思う」と振り返ると、田中は「(ボールがラインを)出る、出ないはちょっとわからないかったですけど、(ボールが)絶対に真ん中に戻ってくるなとは思ってました。三笘選手とボールと自分、その2つしか見えてなかったですね」と三笘への信頼感を口にした。

 さらに「来るんじゃないかなと思ったら本当に来たので、すごく不思議な感覚ではありましたね」とも。「ドイツ戦で後半、逆転できたっていうので、スペイン戦でもそういう戦い方をしようっていうのは試合前から決まっていて。後半、最初に1点取れたので、その流れで行こうって、2点目獲れた形になりました」と話した。

 ただ “三笘の1ミリ”と言われた三笘の折り返しはVARに持ち込まれた。VAR中の映像を見返し、「(伊東純也と)“出てたでしょ?”って(話していた)。お互い…中から見ているとボール出てたので、“出てたよね”って、お互い一致したので“そうだよね!”って」と苦笑した。

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2022年12月13日のニュース