×

田中碧 カタール大会は「とてつもなく楽しかった」と笑顔も「次は悔しさを経験している僕らが中心に」

[ 2022年12月13日 09:10 ]

W杯カタール大会1次リーグ<日本・スペイン>後半、VAR判定の結果、ゴールが認められ喜ぶ田中(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表MF田中碧(24=デュッセルドルフ)が13日、フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)に生出演した。

 日本代表は、1次リーグE組ではコスタリカに敗れたものの、ドイツ、スペインを破り、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れた。

 W杯を戦い終えて「最終的にはすごく悔しい結果になったのですが、準備期間から終わるまで、とてつもなく楽しかったなって思いますね」と笑顔。「帰ってきてからは少し切り替えるじゃないですけど、自分の中で整理して、これからサッカーを続けていく中で、悔しさをバネにしてやり続ければそれが自分のパワーになっていくんじゃないかなと」と話した。

 クロアチア戦での敗戦は「やっぱり悔しかった、悔しいなって改めて感じた。ここまで簡単な道のりではなかったので、だからこそ、あと一歩で行けなかった悔しさを相手チームが喜んでいる姿を見て感じましたね」と回顧。それでも、ドイツ、スペインを撃破するという快進撃を見せることができた。「それはすごく嬉しかったですし、素晴らしいことだなって。それもワールドカップで優勝を経験している2カ国を倒すことができたのは自分たちが自信を持っていいのかなって」と話した。

 4年後は田中ら、東京五輪世代が中心に戦わないといけない。「今回のワールドカップもそうですし、東京五輪でもすごく悔しい思いをしたので、次はその悔しさを経験している僕らが中心にならないといけないなと思うので、中心になればより強い日本になるんじゃないかなと思います」と田中。そのうえで「個人のレベルをやっぱり上げることが大切だと凄く痛感したので、まずは僕自身がより高いところでプレーをし続ける、それが日本の力になると思うので、このワールドカップで戦っている選手たちと常にやり続ける舞台でサッカーしないといけないなと思います」と前を向いた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月13日のニュース