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田中碧 さぎぬまSCの反響「すごく嬉しい」 “田中伝説”には苦笑「嫌な練習生ですよね」

[ 2022年12月13日 08:22 ]

日本代表MF田中碧
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表MF田中碧(24=デュッセルドルフ)が13日、フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)に生出演。自身も所属していた「さぎぬまサッカークラブ(SC)」について語った。

 川崎市で活動するさぎぬまSCは1979年創立。過去に関東大会8強や川崎市U―12公式戦7連覇などの実績を誇る強豪で、今回のW杯に出場した日本代表では、田中を三笘薫(25)、権田修一(33)、板倉滉(25)の4人が所属していたことが大きな話題となっている。

 日本代表の活躍もあり、さぎぬまSCは通常時の10倍の問い合わせがあるほど、反響があるといい、田中は「すごく嬉しいなとも思いますし、たまたま4選手出ましたけど、こうやってサッカーをしたい!って思ってくれる子どもたちが1人でも多く出てくれるのは僕らとしてはサッカーしていて良かったなって」と話した。反響は同級生のコーチから「反響がすごいって」と聞いていることも明かした。

 番組キャスターから「そんなにすごいクラブなんですか?」との質問には「“そんなにすごいクラブなんですか?”と聞かれて、“そうじゃないです!”とは言えないですよね」と苦笑しつつも「本当に地元密着というか、サッカーの楽しさを教えてくれていて、素晴らしいクラブだなと思います」と笑った。

 同クラブには「田中伝説」というものがあるといい、幼稚園児向けの体験会に参加したまだ5歳の田中が「こんな練習はつまらない。もっと難しい練習がしたい」と泣いていたというエピソードが紹介されると、「覚えてないです…。一番になりたいっていうのは小さい頃から思ってたのでそれをずっと続けてきたって感じ」と田中。「基礎的な練習、リフティングとかが多くて。僕、その当時、そういうのが当時好きじゃなかったので…この言葉が出たのかもしれないです。ゲームのほうが好きなので、嫌な練習生ですよね」と苦笑した。

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