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川崎F 谷口一発退場で鳥栖にドロー 鬼木監督「一人減ってからも戦う姿勢は凄く良かった」

[ 2022年5月21日 19:24 ]

<川崎F・鳥栖>一発退場を宣告される谷口(右から2人目)
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 明治安田生命J1リーグの第14節が行われ、前節で首位に立った川崎Fは敵地で鳥栖に0―0で引き分けた。6月の強化試合4試合に臨む日本代表に選出されたDF谷口彰悟(30)が後半37分に一発退場となる波乱の展開。5試合連続無失点はクラブのJ1新記録となった一方で、今季のリーグ戦で初めて無得点に終わった。

 18日の前節・神戸戦から中2日。日本代表DF山根視来らDFラインは全員が連続で先発した。一方、前線はFW家長昭博(35)以外、中盤は3人全員が入れ替わり、MF瀬古樹(24)が先発で加入後リーグ戦初出場を果たした。前半はチャンスの数で上回られ、後半は4―3―3から4―2―3―1に布陣変更。4分には山根がペナルティーエリア内まで駆け上がってシュートを放つなど決定機をつくったが、ゴールは割れなかった。34分には山根が相手FW垣田からボールを奪われ、カウンターにつながりそうなピンチで谷口が垣田にタックル。一度はイエローカードが提示されたが、VAR判定の結果、レッドカードに変更され、退場となった。

 鬼木達監督(48)は「コンディションの差が大きく出るゲームだと思っていた。前線のところはフレッシュな選手を選んだ」と前節から先発5人を替えた起用の狙いを説明。「アウェーの連戦というタフなゲームになったが、サポーターの方の力もあって何とか勝ち点1を拾ったという形になる。できれば勝ち点3につなげることをやらなくてはいけなかったが、最後一人減ってからも戦う姿勢は凄く良かったので、それを次につなげていきたいし、スタートからもっとアグレッシブに行けば良かった」と試合を総括した。 

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2022年5月21日のニュース