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鹿島“オリジナル10”の意地で首位キープ 綺世先制&優磨2発で4ゴール快勝

[ 2022年5月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第13節   鹿島4-1札幌 ( 2022年5月14日    カシマ )

<鹿島・札幌>前半6分、先制ゴールを決めて喜ぶ上田(撮影・篠原岳夫)
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 首位鹿島は日本代表FW上田綺世(23)のゴールなどで札幌に快勝した。

 J発足時からある“オリジナル10”の意地を見せた。前節は広島に0―3で完敗し、負ければ1位の座を明け渡す可能性もあった一戦を4発で快勝し、首位をがっちりキープ。得点ランク1位に並ぶ今季8点目を決めた日本代表FW上田は「連敗しなかった修正力は今年の武器」と胸を張った。

 近年タイトルから遠ざかっていたが、30年目のJで再び存在感を発揮する。上田に加え、この日2ゴールを挙げたFW鈴木とともに下部組織で育った選手たちが6年ぶり国内タイトル奪回へ推進力になっている。

 ここまで6得点4アシストと、大黒柱となっている鈴木は「(上位とは)我慢比べみたいになっている。ただ、絶対に引く気持ちはない」と名門の矜持(きょうじ)を口にした。

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2022年5月15日のニュース