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J2千葉がオシム元監督死去で追悼コメント「クラブの発展にご尽力いただいた」 昨年受けたエールも紹介

[ 2022年5月2日 05:30 ]

2005年11月、ナビスコ杯の優勝報告会で、デジカメを持ってはしゃぐ阿部勇樹(中央)らの後ろで選手たちを見つめる千葉のイビチャ・オシム監督
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 J2千葉は2日未明、1日にオーストリアで死去したイビチャ・オシム元監督(享年80)を悼むコメントを発表した。

 オシム氏は千葉(04年まで市原)で03年から06年途中まで監督を務めた。画期的な指導法でFW巻誠一郎やMF阿部勇樹ら選手の能力を開花させ、チーム成績が大きく向上。05年にはチームをナビスコ杯初優勝に導いた。クラブはコメントで「在任中はクラブの発展のために多大なるご尽力をいただきました。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 千葉はまた「私たちがオシム氏からいただいた最後の言葉です」として、昨年6月のクラブ創立30周年に際し、教え子である佐藤勇人CUO(40=クラブ・ユナイテッド・オフィサー)がインタビューした際のメッセージを紹介。「本来はJ1にいるのがふさわしいチームだ。どうしたらそこに戻れるのか、考えなければ」「大事なのはアイデアを出すことだ。頭を使うことだ。さまざまなアイデアを出すことが革新につながる。もちろん全部のアイデアが採用されるわけではないが、未来を予測して、それに見合ったアイデアを出すことが大切だ」というエールを紹介した。

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2022年5月2日のニュース