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名古屋・長谷川監督、王者・川崎に敗れて今季初黒星も前向く「もう一歩のところまでいけた」

[ 2022年3月12日 20:05 ]

明治安田生命J1第4節   名古屋0ー1川崎F ( 2022年3月12日    等々力 )

<川崎F・名古屋>ガックリの名古屋イレブン(撮影・西海健太郎)
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 名古屋は川崎に敗れ、リーグ戦今季初黒星を喫した。

 前半25分、マルシーニョにゴールを奪われると、その後は幾度も背後を狙われるなど川崎の攻撃力に苦戦。

 それでもこの1点に抑えて折り返すと、後半はマテウス、相馬の両サイドを入れ替え反攻。後半22分には稲垣からスルーパスを受けた酒井がシュートを放つなど、川崎ゴールを襲った。だが、最後まで得点を奪うことができず、0―1で敗戦。試合後、長谷川監督は「前半はもったいない失点があったが、後半は何回か大きなチャンスをつくれた」とうなずいた。

 特にマテウスと相馬の両サイドの入れ替えは「攻撃がスムーズにいった。1つのオプションとして選択肢を増やせるように」と攻撃のバリエーションが増えたとし、「数多くチャンスをつくることができた。前回の試合より半歩、チームとして先に進むことができた」と振り返った。

 ただ、善戦はしても負けは負け。昨季王者から勝ち点を奪うことができず「試合に負けたのは真摯に受け止めないと。勝ち点を持って帰れないのが現状の力。もっと力をつけて川崎を倒すチームをつくっていきたい」と指揮官。「もう一歩の所までいけたので、さらにその先にいけるようにトレーニングしていきたい」と王者へリベンジを誓った。

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2022年3月12日のニュース